第64回全国理容競技大会、理容師2012メッセージ全国大会（大森利夫大会委員長）が11月19日、午前9時より富山市総合体育館において開催され、1部門・64名、2部門・59名、3部門・64名、総勢187名の代表選手により、第1～3部門の競技が行われ、理容師2012メッセージ全国大会・全国8協議会から勝ち抜いた代表選手7名により競われた。大阪府代表選手は第1部門で水野友一選手が優勝、第2部門で谷欣文選手が敢闘賞、第3部門で片岡天平選手が優勝の成績を収めた。

　大会は午前9時より開会式が開催され、歓迎メッセージ映像が流れ、越中八尾おわらが披露された。続いて、中谷進大会副委員長の開会宣言、国歌斉唱、大森大会委員長より挨拶があった後、竹部健次大会実行委員長の挨拶、ご来賓の祝辞、紹介、地元選手の力強い選手宣誓で開会式は終了し、競技が開始された。

　大阪府代表選手は、第1部門クラシカルカット・ファッションカテゴリーへは、水野友一、日高英雄、山﨑壮一の3選手が出場、第2部門レディスカット・モードカテゴリーには谷欣文、平井宏幸、明田美奈代の3選手が出場、第3部門全理連ニューヘア「PRISE」には、片岡天平、大垣俊也、武川礼子、中山貴登の4選手が出場し、それぞれの部門において各自日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、日本一を目指して技を披露した。

　観客席には大阪府の横断幕を掲げ、各講師会会長をはじめ、多くの方が応援に駆けつけていただき、出場選手が紹介される度に大きな声援、拍手が贈られた。

　すべての競技が終了し、午後2時25分より理容師2012メッセージ全国大会が行われ、全国8協議会よりそれぞれの予選を勝ち抜いた代表選手が集い、各自の信念や理容業に対する思い等を表現し、選手それぞれの熱弁に会場は聞き入っていた。

　同メッセージ大会が終了した後、富山県の紹介DVDが映し出され、富山県の魅力や観光名所などが紹介された。表彰式に入り、選手の競技風景や応援団の様子などスライドにてスクリーンで紹介された、理容師2012メッセージ全国大会の成績発表があり、続いて、第64回全国理容競技大会の成績発表では、第1部門・水野選手の優勝、第3部門・片岡選手の優勝、第2部門・谷選手の敢闘賞が発表される度に、大阪府応援団は歓喜に沸いた。

　閉会式では第65回大会の開催地である山口県組合が紹介され、大会旗引継ぎと同組合の角野悦雄理事長から挨拶があり、中野竹治大会副委員長の閉会の挨拶で盛会の内に終了した。